店長ブログ
iPhone8落下の衝撃で画面が勝手に動く?ゴーストタッチの修理事例をご紹介!
落下の衝撃でゴーストタッチ!iPhoneが勝手に操作されてしまう!
本日はiPhone8の修理でお持ち込みいただきました!
修理のご相談内容は・・・
地面に落してからiPhone画面のタッチセンサーが暴走しだして勝手に色々なところが押されてしまって困っているという内容での修理のご相談でした。
端末を見させていただくとガラスもけっこう割れていて穴も開いています。
調子が良ければある程度動かせますが、少し時間が経つと暴走が激しくなっていって全然操作できなくなっていました。
これだけ暴走したりしている状態ですのでこのまま使い続けるのは難しい・・・
でも出来れば機種変更はもっと後にしたいと思っているので、直せるのであれば修理をお願いしたいというご希望でした。
ゴーストタッチってなに?原因と対処方法!
まずはゴーストタッチとは何かについて解説していきます。
また今回は、落下によって引き起こされているのが明確ですが、ゴーストタッチの原因と対処方法をご紹介します。
ゴーストタッチ(Ghost Touch)は、スマートフォンやタブレットなどのタッチスクリーンデバイスで、
ユーザーの入力がないのに画面上で勝手にタッチが発生する現象を指します。
これは、デバイスが誤ってタッチ入力を検知してしまうことによるもので、さまざまな原因が考えられます。
以下は、ゴーストタッチが発生する可能性があるいくつかの原因です:
- 物理的なダメージ: 画面に物理的な損傷がある場合、センサーが正確に動作しなくなり、ゴーストタッチが発生する可能性があります。これは画面への衝撃や落下などが原因となることがあります。
- 静電気: 画面に静電気が発生することがゴーストタッチを引き起こすことがあります。特に乾燥した環境での使用時に発生しやすいです。
- 不良なタッチスクリーンセンサー: デバイスのタッチスクリーンセンサーが不良である場合、正確なタッチ入力ができず、ゴーストタッチが発生する可能性があります。
- ソフトウェアの問題: デバイスのソフトウェアにバグや不具合がある場合、ゴーストタッチが発生することがあります。これは、アップデートの必要性や特定のアプリの影響も含まれます。
ゴーストタッチの問題を解決するために、以下の手順を試してみることができます:
- デバイスの再起動: 一時的なソフトウェアの問題を解消するために、デバイスを再起動してみてください。
- 画面のクリーニング: 画面が汚れていると、正確なタッチが検知されにくくなります。柔らかい布で画面を清潔に拭いてみてください。
- アプリのアップデート: ゴーストタッチが特定のアプリに関連している場合、そのアプリを最新バージョンにアップデートするか、一時的にアンインストールしてみてください。
- ファクトリーリセット: ゴーストタッチが持続的な問題である場合、ファクトリーリセットを試してみることができます。ただし、データが削除される可能性があるため、注意が必要です。
果たしてタッチセンサーが暴走しているiPhone8は修理可能なのでしょうか?
今回のiPhone8ですが、果たして修理は可能なのでしょうか・・・
答えは、修理可能です!
タッチセンサーが暴走している症状に関しては、
ディスプレイに内蔵されているデジタイザーという部分に不具合が出ている故障です。(デジタイザーはタッチセンサーのことです。)
落としたときの衝撃でデジタイザーの信号を管理するICチップなどが壊れてしまった事で発生したと思われます。
デジタイザーの信号を管理している部分というのはディスプレイ画面の部品内にありますので、
画面交換修理という内容で改善することが出来ると思います!
そのまま修理をさせて頂きました!
画面交換修理という内容で修理をさせて頂きました!
予想通り、画面交換後は普通に操作できるように直っています。
iPhone8の画面の部品はガラスや液晶やタッチセンサー等が一緒になっていますので、関連部分については交換修理にて一緒に直すことが出来ます!
修理は無事に出来ましたので今回のお客さんはまだしばらくこのiPhoneを使っていく事が出来そうですね!
今回の修理・・・ iPhone8 画面交換修理(重度)
修理費用・・・ 7150円(税込)
所要時間・・・ 約30分